Posted on 06/26/2016 at 05:09, by matsumoto
机の上には供えのパンを置き、絶えずわたしの前にあるようにする。
(出エジプト記25章30節)
- はじめに…昨日、岐阜県八百津町にある「杉原千畝(すぎはら ちうね)記念館」に行ってきました。杉原千畝は、第二次世界大戦時、リトアニアの日本領事館の領事代理だった際、“いのちのビザ”を発給して、総勢6千人のユダヤ人難民をドイツ・ヒトラーの手から救った方です。世界が大きく揺れ動く今、どう生きるのかを問われる思いがします。
- 材質…今日は、聖所にある「供えのパンの机」から、みことばを聞きます.材質は、香壇と同じアカシヤ材。それを純金で覆って作られました。ですからパンの机もイエス様の人性と神性を表わしています。
- 寸法…長さ2キュビト、幅1キュビト、高さ1キュビト半。契約の箱の高さが1キュビト半ですから、契約の箱の上に置かれた「贖いのふた」の位置と同じになります。つまり、贖い(あわれみ)とまったく同じレベルに、食卓の交わりが置かれているということです。しかも荒野、敵の只中において、です(詩篇23篇5節)。
- 机=遣わされたもの…語義的に観ると、机は“シュルハン”というヘブル語で、これは“シロアハ”、つまりイエス様が盲人をいやされたシロアムの池と同じ語根です(ヨハネ福音書9章1-14節参照)。この遣わされた机の上に供えのパンが置かれたのです。交わりの回復です(ヨハネ福音書21章13節、黙示録3章20-21節)。
- 奥義…詠み人知らずの詩に次のようなものがあります。『キリストの神・人両面』 命のパンである御方が/飢えながら働きを始められた/命の水である御方が/渇きのうちに働きを終えられた/弱っていた御方が/私たちの真の休息であり/貢物をささげた御方が/王の王である/彼は祈られたが/私たちの祈りを聞かれ/涙を流されたが/私たちの涙を乾かされる/彼は銀貨三十枚で売られたが/世を購って下さった/彼は小羊のようにほふり場に引かれて行ったが/良き羊飼いとなっておられる/彼は死に命を与え/その死によってすべて信じる者のために死を滅ぼされた
- 結び…世に遣わされた独り子なるイエス様を信じる信仰を与えて下さった、創造主なる神に、栄光がありますように。
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