Posted on 07/21/2019 at 17:23, by matsumoto

主日礼拝メッセージ要約『言行一致』(イエス・キリストの生涯 その72)(2019.7.21)

ところが、夜、主の使いが牢の戸を開き、彼らを連れ出し、「行って宮の中に立ち、人々にこのいのちのことばを、ことごとく語りなさい。」と言った。(使徒の働き5章19-20節)

  • はじめに…先週、眞津代牧師は胆のうの手術を受けました。少しずつお腹の痛みも和らぎ、回復しています。お祈りに覚えて下さった方々に感謝します。
  • 参院選…話は変わりますが、今日は、参院選の投票日。立候補者や党首たちの舌戦が繰り広げられました。なかでも「れいわ新選組」の山本太郎氏他、9人の主張には魂を揺さぶる情熱を感じた方は多かったのではないでしょうか。なぜ彼らのことばには魂を揺さぶるような力が感じられたのでしょうか? 生きててくれよ! きっと嘘偽りのない率直さと正直さのゆえでしょう。
  • いのちのことば…聖霊降臨以来、祈る使徒たちは聖霊に満たされ、躊躇することなく、みことばを大胆に語りました(使徒の働き4章31節他)。そして使徒たちすべての者の上に“大きな恵み”があった、そう聖書は記しています(同33節)。そのもっとも最たるものは親愛の情に満ちた愛の交わりでした。隣人に対しての正直なことば、神に向けた率直な(あるいは愚直な)祈りのことば、そして、創造の主によって造られた自然や環境、自分自身に対することばにならないことばをすべてひっくるめた交わり。それはイエス様が使徒たちはじめ、私たちと交流されるときの“いのちのことば”です(使徒の働き5章20節、ヨハネ6章63節)。
  • 欺きのことば…昨今、詐欺が社会に蔓延しています。目先の利益を得るために言葉巧みに善良な人々を騙すことばが満ちています。あるいは一方的な批難や憎しみを煽ることばや、その裏返しの賞賛。(息の絶えた)アナニヤとサッピラもそのような者でした。お金をだまし取ろうとしたのではなく、拠出金の一部を手元に残していたにもかかわらず「全部」であるかのように嘘をついたのです。見せかけの善行とことばは、「神を欺くことだ」とペテロは厳しく叱責しました。
  • 言行一致…自らの振る舞いや立場を正当化するために、意図的にことばを操作したり繕うことは、神との関係をないがしろにすることです。自らの振る舞いに対して正直に語ること、そこにイエス様のいのちが輝きます。
  • 結び…闇が覆う世にあって、主が遣わされる場所場所で、イエス様のいのちが輝く、率直で正直な証しのことばを語る私たち一人ひとりでありたいと願っています。

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